押忍、組長だ。以下はFX初心者である息子へのコメント。
数分から数時間でポジションをクローズするスキャルピングやデイトレならば、特にレバレッジが高くても問題はない。
しかしながら、トレード収入と伴にスワップポイントも稼ぐ日越のポジションを持つ場合は資金管理が重要だ。レバ10倍として豪1千ドルのポジション代が1万円、相場20円の下落への備えが2万円。つまり3万円ごとに千ドルが持てることになる。
両建てなら、ポジションの総数はもう少し増える。
20万円の資金なら6千ドル程度がポジションの基本となり、相場の下落にあわせて2~3円刻みで1万ドルまでは買い下がれるが、それが限界となる。
20万円の資金で4万ユーロを日越で持ち越すなんて、限界をはるかに超えたバクチであり、絶対にやってはいけない。
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
先週の結果
82.50買いポジ → 83.50決済売り
米雇用統計発表直後、急上昇も84円に届かず
明日からの予想レンジ
82.00 - 84.50
リビアの内戦、中国の第11期全国人民代表大会(全人代)、前原外務大臣の辞任、北朝鮮の妨害電波、バカな大学生のニュース…、明日のわが身もわからん状況で外国通貨の相場などできるわけがない。
現在の注文
84.00から上に売り注文
82.00から下に買い注文
前回の82円割れのときに、売り玉を7本利確している。しばらくはスワップ重視でノンビリいくこととして、指値の値幅は2円としている。
できない相場予想の勉強をしていたころは損切りばかりだった。
その後、エクセルで資金計画・購入計画・利確計画を立てるようにしてからは、損切りをしていない。10円上がっても売り上がれるのか、20円下がっても買い下がれるのか、この確認が重要だ。
今週の農作業
わずか6坪だが農園を借り始めた。昨日の土曜日は、犬よけ・作物泥棒よけの柵作り。
今日は堆肥(野菜が根を張りやすくするための腐葉土など)、苦土石灰(ミネラルの補給)、草木灰(酸性土壌を弱酸性にするため+肥料)を土にすきこんで、畝作りまで。
来週からジャガイモなどの作付け開始。
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
今週の結果
約定なし。
トレンドは下向きで、何回も81.50を目指すが跳ね返されている。
来週の予想レンジ
80.50-82.50
豪州洪水被害の実態経済への影響が不明。上値は重い。
現在の注文
83.00から上に50銭刻みの売り
81.50から下に50銭刻みの買い
年明けからここまでの稼ぎがほとんどスワップ。豪ドル高金利さまさま。
今週のバカその1
金沢市の路上で18日、男に刃物で腹を刺されたと通報した金沢大4年の男子学生(22)が金沢中署の聴取に、事件は自作自演だったことを認めた。学生は自分で腹をナイフで刺し軽傷。
学生は「自殺するつもりで刺したが、痛さと怖さから断念した。他人に刺されたことにしようと思い110番した」と説明。「卒業に単位が足りず、就職も決まっておらず、不安があった」などと話しているという。
今週のバカその2
21日午前7時56分頃、仙台市太白区根岸町の国道4号交差点で、乗用車が歩道に突っ込み、信号待ちをしていた同市宮城野区小田原、仙台南高1年山田隆広さん(16)ら2人がはねられた。山田さんは頭を強く打ち、約6時間半後、頭部外傷で死亡した。同区の仙台西高2年大学龍太さん(17)も左ひじなどに軽傷を負った。
仙台南署は、乗用車を運転していた名取市愛島塩手、無職中沢孝治容疑者(28)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。中沢容疑者からは呼気1リットル中0・5ミリ・グラムのアルコールが検出。同署は、容疑を同過失致死傷と道路交通法違反(酒気帯び運転)に切り替えて調べる。
同署幹部によると、中沢容疑者は同日朝まで酒を飲んでいたなどと供述しているという。
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
ドル/円相場は、円高から円安に転換したみたいだが、これがいつまで続くのか。
先日までは、「米経済の不調+金融緩和に伴う利下げ」と「日本政府の無策」の理由から、ずいぶんと円高が進んだ。そして、プロや多くのブログが80円割れが確実と語っていた。
私の感覚では、「90%以上の意見が一致したとき、相場はその逆を行く」と思っている。
近頃は円安への転換が語られ始めており、中にはショートカバーによる85円までの戻しを予想するものもある。それでもドル高とドル安の予想はほぼ半々くらいだ。これらが90%以上の比率でドル高を語り始めたら、ドル高は終了である。
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
「ひとつ質問です。6番のトレードのことなのですがスタート時に買いポジ17千ドルと売りポジ17千ドルを同時に同値で建てるのでしょうか?
あとスワップポジも同時に建てるのが良いでしょうか?当然スワップポジは売買せず放置ですね!?」
コメントありがとうございます。
私は、売りポジ・買いポジを同時に立てます。したがって、スプレッド分だけは赤字スタートになりますが、小さいので無視します。もちろんスワップ用ポジションも同時に立てます。
豪ドルのスワップは、かなりおいしいですよね。私のスタンスは常に、買いポジ(トレード用+スワップ用)≧売りポジです。
・相場の予想はできない
あたらない相場予想はしません、時間の無駄です。経済誌に載っているプロでも当たっていません。
それより、10円上がったらどうするのか、20円下がったらどうするのか・・・という検討が大切です。
・低レバ
レバレッジは10倍まで、証拠金維持率は200%以上でスタートです。これで「30円下げ」まで予定して買い下がれば、損切りなんて不要です。
これからもよろしくお願いします<m(__)m>
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
今日の記事は、部下の井上君がFXを始めたいそうなので、彼宛にいくつかアドバイスを書き留める第2弾です。
・あるギャンブラーの半年(井上君への説明用の架空話です!)
1月初め
現金70万円
豪ドル 3万買い(78×3) 含み益15万円
(豪ドルレート 83円)
ユーロ 2万買い(128、132) 含み益4万円
(ユーロレート 132円)
評価資産 90万円
2月中旬
ユーロ2万を121円で損切り
現金52万円
豪ドル 3万買い(78×3) 含み益6万円
(豪ドルレート 80円)
評価資産 58万円
4月末
豪ドル 88円で1万購入
現金52万円
豪ドル 4万買い(78×3、88) 含み益30万円
(豪ドルレート 88円)
評価資産 82万円
5月初め
豪ドル 82円で1万購入
現金52万円
豪ドル 5万買い(78×3、88、82) 含み益8万円
(豪ドルレート 82円)
評価資産 60万円
5月末
豪ドル5万を75円で損切り
現金26万円
ポジション無し
評価資産 26万円
突込み所満載のトレードだが、具体的にどこが悪かったのか、どうすれば良かったのかわかりますか、井上君?
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
今日の記事は、部下の井上君がFXを始めたいそうなので、彼宛にいくつかアドバイスを書き留めます。
①口座開設
口座を開設するにあたっての唯一の注意事項は、千通貨単位で取引できる業者で開設することだけです。もし、投資資金が1千万円以上あるのなら1万通貨単位での取引が可能です。
②資金
当初資金は最低100万円は必要です。それより少ないのなら、仕事に集中して貯金してください。
③目標
年10%で良いでしょう。一晩で資金が倍になったりゼロになったりするのは投資ではなくバクチです。
④ポジション
仮に資金が100万円で、レバレッジ10倍、証拠金維持率200%とすると、豪ドルなら5万ドルまで購入可能です。
で、この5万ドルの内訳ですが、スワップ用買いポジションが16千ドル、トレード用買いポジションが17千ドル、トレード用売りポジションが17千ドルとしましょう。
高金利通貨の豪ドル/円の場合、基本は買い2、売り1の比率で参戦です。
⑤相場予想
できないことはしません、時間の無駄です。
ただひとつ、一月以内に相場は20円程度上下することもあることだけは覚えておきましょう。
⑥トレード
上がれば売って、下がれば買うだけです。
上下に30円以上動いても、利確できるようにするために、2円刻みで売買します。買いポジション17千ドルを2円刻みで1千ドルづつ利確していくのと同時に、2円刻みで新規の売りポジを立てていきます。逆に、下がれば売りポジを利確して、新規に買いポジをたてます。
つまり、相場がどっちに動いてもトータルのポジション数は5万ドルです。
⑦損切り
損切りはしません、してはいけません。
相場が下がって、下がって、さらに下がって、売りポジ17千ドルもすべて利確して、それでもまだ下がるなら、資金を追加します。そして、どんどん買い下がって、リバウンド(相場の反転)を待ちます。
相場が上がり続けて、買いポジを利確して、新規の売りポジを増やしていくと、そのうち、ポジションが売り買い同数になります。そのときは、スワップ用ポジションにかなりの含み益があるはずですから、新規に買いポジションをとって、トータルポジション数を6万ドルにします。その際のポジションは買い35千ドル、売り25千ドルとなります。
以上のルールを守って、機械的にトレードできるなら、年利10%は楽勝です。10年で倍、20年で4倍、30年で8倍・・・
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
不景気とはいえボーナスの季節。上値の重い株式をあきらめて、FXを始めようと思っている貴方。
100万円以下の資金しかないのなら、千通貨単位で取引できる業者で口座を開きましょうね。
わずか30万円の資金で、豪ドル1万+ユーロ1万のロングなんて無理!。一晩で資金の1割以上が増減するなんて、投資じゃなくてバクチやで。
せめて両方取引したいんやったら、豪ドル1万ロングにユーロ1万ショートとか、なんか作戦を考えなあかんわ。そんな作戦も思いつかん人には、千通貨単位でノンビリ買い下がりが簡単でええんちゃいます?
押忍、組長です。我が投資研究所へようこそ。
今日の記事は、相場が読める人(予想だけなら誰でもできる。その予想があたること。)やロスカットができ資金管理ができる人、膨大な資金がある人…などには無用の記事です。
①最悪のパターンを考える
105円から55円まで1円刻みで豪ドルを買い下がったとき、1,000通貨単位ならポジション代が400万円ですから、レバ10倍で40万円必要です。また、含み損が130万円になりますから、合計では170万円が必要となります。これが10,000通貨単位だと1,700万円もの資金が必要となります。
上記の例の場合、105円から55円に下がる途中には何度もリバウンドがありますし、わずかですがスワップもつきますので、実際には100万円あれば1,000通貨単位の買い下がりは可能でしょう。
私の感覚ですが、資金が100万円までなら1,000通貨単位、以後100万増えるごとに取引数量を増やしていき、1千万円になれば初めて10,000通貨単位の取引が可能だと思います。
②両建て
次に両建てについてですが、どこのFX業者も「資金効率が悪いので、あまりお勧めしません」と書いてありますが本当でしょうか。完璧に相場を当てれる人ならともかく(プロでもいない)、上がっても利確、下がっても利確をするには両建てしかないと私は思います。
今の私のポジションは、豪ドルが55円まで下がったらすべて買い玉、105円まで上がったら売り買い同数となるようにポジションをとっています(スワップ用)。
これは私自身の経験ですが、一番資金効率が悪かったのは両建てではなく、ロスカットでした。ですから10円や20円相場が動いてもロスカットしないようにポジションをとることにしています。
チャートを眺めてあたらない相場予想をするより、エクセル使って、10円上がったらどうするのか、20円下がったらどうするのか…という検討のほうが重要ではないかと思います。
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